ベンゾジアゼピンの離脱、減薬・断薬、その道のり

ベンゾジアゼピン系薬物を減薬、断薬へ至る日々を綴っていこうかなと思います

こんにちは。
今日は2017年9月のまとめです。


なかなか寒波がしりぞきませんね。

ここのブログを見やすくまとめようと思っているのですが進みません。すみません。



私はAmazonKindle Unlimited(月額定料書籍読み放題サービス)を使っているのですが、このサービスタイトルの中に気になっている書籍があります。

いつから地獄(ここ)に: ベンゾジアゼピン処方箋常用量依存症からの脱出
/渡辺 瑠海


読むか迷っています。

減薬や離脱によって自身のパフォーマンスも落ちていることながら、他にも積読(つんどく:趣味のものが積み重なって消化できていない様)があって、読みたくなくはないけれど優先順位的には低いかな、という感じでしょうか。

時間があったら覗いてみようかな。
もしまとめられそうなら読了感想を記してみたいと思います。






9月のまとめです。

9月は再連続飲酒をしたのでグラフがガタガタです。


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『何で飲んでしまったんだ』という罪悪感より『飲むきっかけって何だったのかな?』と思案するのが続きました。

罪悪感に掠め取られて自罰的な鬱っぽくなるのは避けたんですが、9月が過ぎ去った今も飲み始めた理由が分かりません。
もうちょっと長期でデータを集めて考えたいと思います。

もしかして、個人差はあるにしても、(BZDの減薬状態は)薬物への渇望を、精神的にではなく脳神経や生理化学的に催させる、のか?
(渇望を強化させるのか?)

いや、それも含んで渇望ですよね。
うーん。
やっぱりもうちょっと勉強して考えてみます。




減薬開始から現在も続いているもの

:吐き気、鼻づまり、肌荒れ、舌の荒れ、よだれ、健忘、眩暈、筋肉痛、関節痛、腰痛、肩こり、アカシジア、眠りの浅さ、倦怠感、むくみ、光線過敏症、意欲・集中力の低下、発熱、微熱、脂汗、悪寒、心悸亢進、血圧高め、不安心。

しばしば
ボーッとする、振戦、腱鞘炎、離人感、過呼吸不整脈

まれに
幻視、幻聴、パニック発作

ましになってきたもの
下痢。


良い変化はあまり感じられませんでした。

新たに感じたものを付記します。


油脂分泌が多くなる(吹き出物がでやすく、膿みやすい)。

徘徊欲求。

歯垢のたまりが早い。

攻撃性と悲哀が一緒に出る(惨めな気持ちでイライラする感じ。月経前の比ではなくかなり強く出る)。

ジストニア(不随意収縮)。痙攣、または眼球上転。

パーキンソン様歩行(すくみ足、小刻み歩行)。


離脱、または減薬を進める中でパーキンソン病様も進行しているのは驚きました。

私の場合はこれまで、他にも長期的に抗うつ薬を飲んだりお酒を飲んだりしているので、その部分の影響も大きいかなと思います。
が、改善策も探していこうかなと思います。



最後まで読んで下さいましてありがとうございます。

インフルエンザも猛威を奮っているようですが、何方様も本当に何事もなく平穏に過ごされますように。
ご自愛下さい。

大寒を迎え、寒中御見舞いを申し上げます。

皆様は年末年始、ゆっくり過ごせたでしょうか。

今日は雑記です。





●訂正●

過去ログにて、何度か「スリップ」という言葉を使っていたのですが、この方のブログを読んで納得するところがあり、今後軽々しく使わないよう訂正したいと思います。

アルコール依存症で言うところの「スリップ」と「ドライドランク」について

blogs.yahoo.co.jp

>したがって、飲酒を止めている(断酒している)期間が続かないうちにまた飲酒している場合には、スリップなどとは言えないのです。
>飲んだり止めたりを繰り返している状態も、スリップとは言えません。



引用させて戴きましたブログを読んでも思ったのですが、自分をこんなに親切に慮ったことがあったかな、とふと感じました。

親切、という表現はちょっと違うかも知れませんね。

えーと、真摯に向き合うというのか、丁寧というのか、非常に温かみのあるというのか。

言葉ではうまく云えないのですがハッとしました。



去年にベンゾジアゼピン系薬物の断薬・減薬を考えようになり、それからモヤモヤしていたものも少しずつ表面化してきました。

現在、私は、今在る社会について、

例えば電車の中に、体に這った見えない虫をとろうとして必死に払い落とそうとしている(昔の描写でいう、典型的なアルコール依存の)人がいたとするなら、

社会にとって「その人が本当の虫を見ているかどうか」はどうでもいいことなんだな、と感じることがあります。

『今見ている(感じている)世界の感覚が正しいのかそうでないのか』なんて、自分自身にすら価値のない問いなのかも知れないなって。


勿論それは仕方がありません。
社会という構成で考えれば限のないことが沢山あります。
でも……自分にとってそれでいいのかとも思います。


私は激しい離脱症状が出てくると、大体薬が切れたせい、で嵐が去るのを待ちます。

BZDは特殊で、離脱時の苦しさが記憶に残らない、という情報も思い出します。

でも……精神安定剤を飲んでまで、もしくは、減薬を頑張ってまで生きなきゃならない理由って何なのでしょうか。


こういうのがBZDの面倒臭いところだなと思います。


元々の、形而上学的なことに興味のある個人(私)の性質が関係して、根底に物質依存があるからこういう風に考えるのだと思いますが。

薬の離脱によって、生まれついた淋しさを何度も何度も(考えることによって)自傷するのは本当に身の切られる思いです。

ということは、他にも現実問題(家族関係や、仕事のこと、親・子供のこと、ギャンブル、お酒、薬物等々)を抱えながらBZDの離脱症状で苦悶している方も多くおられるんじゃないかな、と。


じゃあ、今まで「薬のあり・なし」で幸せかどうかを考えていましたがそうではなく、また、自己・他者の隔たりなく、所謂アダルトチルドレンの「虚無感」についてどう考えていけるだろうか、と考える時が戻ってきました。


それが良いのかは分かりません……。

めくらはめくらのままで、お酒を浴びるように飲んで野垂れ死ねたらそれはそれで幸せだと思うのも間違っていないと思うのです。

あえて蓋をした問題を蒸し返す必要もないのです。


でも……身を刻まれて生きて来て、藁をもすがる思いで精神安定剤を飲んでいくばくか過ぎ、そこへ処方薬依存で喘ぐなんて……うーん。

BZDの問題は、もう一つ、ここにもある気がします。

お酒やドラッグ等は、古い言い方ですと、自分で望んで破滅していますが、処方薬は「良くなる」と信じて飲んでいたのに(実はそうではなかった)、という不信を目の当たりにした時、自己が崩れ落ちていく感覚になった方もおられるんじゃないでしょうか……。



今回引用させて戴きましたブログを読み、もっと自立して、もっと客観的に、そしてもっと慈しんで生きていけるのではないかと感じるところがありましたので本日ここに記します。


いつも最後まで読んで下さいましてありがとうございます。
乱雑な長文をお許し下さい。

大変寒さの厳しい時期です。

寒いというだけで鬱は悪化しますので、どうぞ何方様も本当にご無理のありませんように。

一緒に暖かい春を待ちましょう。

こんにちは。
もう年の瀬ですね。



前回の記事にて「9月にスリップした」と書いたのですが、その余波で今またほぼ一気断薬に近い状態になってしまいました。
(※スリップとは、辞めていた酒や薬物を再摂取することをいいます。)


経緯はこうです。

スリップする

スリップしている間、毎日定量飲んでいたベンゾジアゼピン系薬物の一日摂取量が減る

抜けてから反動で毎日のBZDの定量が増える

買い置きしていた分が底を尽く

増薬後一気断薬(現在)


だんだん具合の悪くなる時間帯も分かってきて、「本来なら(離脱中に)離脱について思考を巡らせることは良くないのではないか」と云われていますが、自分の場合は分析したほうが不安が明けて心が少し楽になることに気付き、日記を更新してみました。


変な話ですが、離脱中は、幾重もの薄い脱皮のような抜け殻の中から、『感覚は正常か、思考はまともか、運動能力はあるか』と考えながら、考えている自分を果てしなく見ている、という感覚になります。

不安で仕方がなく、自分の一切の時も『おかしくなったらどうしよう』という発狂不安への対処が、こういう思考の常同行動を起こしているのかも知れません。

こういう自分に気付くと、『あ、これはもうBZDが一定の血中濃度量より下がってきてるな』とハッとすることがあります。
それで自罰的に逡巡するのは諦めるようになりました。良いのか悪いのか。


だからといって離脱症状の酷さが和らぐものでもなく、何度この状態に来ても『きついな……』と歯を食い縛ります。


それで今回は、(増薬した分のペースで数日経過すれば、後日)飲む薬が足りない、と気付いた時点で回避行動をとり始めました。
それが心に留まったのでメモです。
括弧の中はデメリットです。


医療機関自由診療で診てもらって薬を買ってくる
(↑ そういうとこもあるにはあるが、そういうのは闇医者っていうんじゃないのか、と悩む。)
(↑ 仮にそうなると保険適用外の価格になるので出費が嵩張る。)
(↑ 都心部に薬なしで出掛けて、外出の為の準備、ヒトと話す、移動往復のエネルギーが要る。)


BZDと似た作用のもので離脱の始まりを緩やかにできないか
(↑ お酒とか? 交叉耐性の典型物質ではないか?)
(↑ 交叉耐性を獲得するということは、下手に飲むと、特定代謝酵素を更に誘導してしまうのでは?)
(↑ 結果、離脱を早める可能性もあるのでは。)


拮抗薬
(↑ よく考えれば離脱が激しくなる。)
(↑ そもそもベンゾジアゼピン系薬物の拮抗薬を指定して買ってこれない。)
(↑ 無理ではないが現実的でもない……。)


漢方薬
(↑ 細密にみれば長期間の離脱症状に対して有効成分はあるにしても、今現在の離脱を抑える西洋薬のような働きは期待できない。)
(↑ それもあるのかも知れないが離脱の寸前には探す時間がない。)


サプリメント
(↑ 所謂GABAに作用するようなものからファーストチョイスなのかも知れないが、成分と作用を絞り込む時間がない。)
(↑ 高価なものもある。)
(↑ GABAに作用すると云えどもお酒からカフェイン、咳止め薬、めまい・乗り物酔い止め薬があり、博打になってしまう。)
(↑ 個人輸入だと手元に来るまでに時間がかかる。)


だいたいここらを葛藤しました。

今後のヒントがあるのか?
この考え方は既に物質依存者の回避行動ではないのか?

というあたりも一回りして、それでもやはり候補にのぼってくるもの( = 減薬をしながら併用できる方法も含めて)はこの辺なので項目化してみました。

以後それぞれの方法をもっと探索していければいいなと思います。



自分自身がBZDの激しい離脱症状に遭ってから、近年の資料を改めて探して読む機会ができました。
そこで驚かされることは多いです。


例えばですが、クロルプロマジン - Wikipedia という薬があります。

以前ではこれは主剤として出し、プラス補助のお薬を諸々とつける感じでした。
またはパーキンソン病様の錐体外路症状が確認できるのに、これを飲ませたりしました。

クロルプロマジンは様々な受容体に感応するのでとりあえず出しやすかったのだと思います。
現在はその適応の広さから逆に副作用が多く認められ、積極投与はあまりしません。

BZDもそうだなと思います。
幅広く安全だと謳いながら、後年、多岐に渡る残遺症状で苦しめられる。

こういうことが自分の生きて知る間(例えば1900年台~2020年以降の研究等)に往々にしてあるんだな、と愕然ともします。
もう少し勉強し直していこうと思います。

何卒、皆様からのご鞭撻のほどをお願いいたします。



冬になると気圧が乱れ、冬型低気圧で鬱の悪化する方が多いです。

息をするのですらしんどい日もあります。目を見開いて天井を見、ただただ泣くだけの日もあります。

それを他人が大丈夫とは云えません。だけどゆっくりゆっくり、少しずつ少しずつ、共にやっていきましょう。


最後まで読んで下さり、本日もありがとうございました。
何方様もほんとうに無理のありませんように。

こんにちは。
そろそろ冬ですね。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。


8月のまとめです。

8月は何だか……記憶がおぼろげです。
前月からの帯状疱疹のせいでか微熱が続き、離人感の酷い日が続きました。

紙のメモも8月半ばで途切れていました。


(こういうメモを)

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(ノートに貼ってあります)
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さてグラフです。

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減薬開始から現在も続いているもの

:下痢、吐き気、鼻づまり、肌荒れ、舌の荒れ、健忘、眩暈、筋肉痛、関節痛、腰痛、肩こり、アカシジア、眠りの浅さ、倦怠感、むくみ、光線過敏症、意欲・集中力の低下、発熱、微熱、脂汗、悪寒、心悸亢進、血圧高め、不安心。

しばしば
ボーッとする、腱鞘炎、離人感、過呼吸不整脈

まれに
幻視、幻聴、パニック発作

離脱時のピークを100とすると85くらい。


6月7月と比べても然程変わりはありませんでした。

ただ情動がいつもより衝動的でした。
それを顕著に感じたのが排卵予定日前後でした。この後9月に入ってからスリップ(再飲酒、再薬物服用)をしました。





減薬の影響?

当月の排卵予定日に兆候のおりものがきました。

それを見て『あれ? 今までなかったのに? いやいつから無かった? 何で急にきた?』とびっくりしました。


ヒトは寝る前に深部体温が下がります。または、眠気を感じる時は体温が下がっています。
BZDは体温調節機能のある視床下部にも働き、体温を下げ、入眠しやすくさせます。

また、女性の月経周期においては、通常、低温期と高温期の二相の基礎体温を示します。

ということは、単純に、血中のBZD濃度が常時一定だと、いとも容易く女性の月経リズムを狂わせるのではないかなと思いました。

私の場合、6月に減薬を始める直前は睡眠導入薬を1日に27mg飲んでいたので、一気断薬 → 減薬で月のもののリズムが顕著になったのかも知れません。


以前はPMS月経前症候群)のイライラや不安や不眠にBZDを勧められていましたが、逆にPMSを酷くさせる気がします。

女性の方なら既に感覚で把握されておられるかも知れませんが、選択できるのなら、PMS対策にBZDはできうる限り避けるべきだと思います。

また、いずれ妊娠を希望する方や、家系的に月経が重く更年期障害や閉経の際が心配、という方も。

BZDは平滑筋に作用するので、長期間服用に慣れると、不妊はもちろん、ゆくゆくの子宮委縮、子宮筋腫、生理不順、無排卵月経、不正出血、過多 / 過少月経、早い更年期障害等を招きやくなるのではと思います。


婦人科系のトラブルは相談しにくく、ピルやホルモン療法、バースコントロール、内診等、ハードルの高いものの多い科目のひとつだと思います。

その分またイライラ……不安……まわりの無理解……孤独感……
辛いところをひとりで抱えてぐるぐるしなければいけない面もありますので、余計なお節介ではありますが、女性の体の辛さをBZDに頼るのは慎重に考えてほしいと切に願います。




最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

厳しい寒さがやってきますが、どうぞ何方様もご無理のありませんように。

2017-08-23 / [日記][ベンゾジアゼピン][減薬中]

こんにちは。

更新の間隔がまた空いてしまいました。

猛暑→空梅雨→長雨と不安定な夏でしたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。



前回の記事shironeko-no-mimi.hateblo.jp
以降、特に減薬をすることも増薬をすることもなく至っています。

その理由は帯状疱疹です。

半月に1回の頻度(排卵予定日前後と月経前)で出るので体力が回復しないままズルズルときています。

人によっては脂漏性皮膚炎や日光過敏症、髪質の変化、肌の荒れ等が恒常的に出ている場合もあるかも知れません。



さて7月のまとめです。

グラフです。

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たまにグラフの点が飛び出しているのは、0.5mg増薬の時です。


まだログの移行を完了していませんが、

6月のまとめ
blogs.yahoo.co.jp


比較してみまして、現在も続いているもの

:下痢、吐き気、鼻づまり、肌荒れ、舌の荒れ、健忘、眩暈、筋肉痛、関節痛、腰痛、肩こり、アカシジア、眠りの浅さ、倦怠感、むくみ、光線過敏症、意欲・集中力の低下、発熱、微熱、脂汗、悪寒、心悸亢進、血圧高め、不安心。

しばしば
ボーッとする、腱鞘炎、離人感、過呼吸不整脈

まれに
幻視、幻聴、パニック発作

離脱時のピークを100とすると70~85くらい。


帯状疱疹を繰り返すのち、最近は色々なことに倦み、兎に角全てが面倒臭い(怠い)です。

BZDの怠さというより帯状疱疹からきている感じでしょうか。


減薬のタイミングは今は掴めません。

また近日、更新をしたいと思います。一旦あげます。


最後まで読んで下さりありがとうございました。

焦る気持ちと向き合いながらも、無理は禁物だなと思います。

どうぞ何方様もご無理のありませんように。

2017-07-19 / [日記][ベンゾジアゼピン][減薬中]

 こんにちは。

 久々の更新になりました。

 皆様はお変わりありませんでしょうか。


 ブログの引っ越し後、エアコンが故障し、一週間ほどヒィヒィいっていました。

 その前後に口唇ヘルペスが出、徐々に悪化し、帯状疱疹となり、暫く熱と離脱症状と発赤の痒みと痛みとの戦いです。

 そして扁桃腺が腫れ、急性中耳炎となり、踏んだり蹴ったりの7月です。


 推測するに、ストレス耐性のまだ無いまま、BZDを減らし、免疫力も低下したところで常在菌が暑さで暴徒化した感じなのでしょうか。


 7月末にまた概要をまとめたいと思いますが、離脱症状の重さに変わりありません。良くなった点もありません。ううむ。


 いつのタイミングで次の減薬を始めようかなと考えています。


 ところで、帯状疱疹についてネットで調べていると、とある皮膚科医サイトにて、

帯状疱疹のその後、神経痛が残っていたり、再発への不安があったりすれば、医師に相談してデパス等の抗不安薬をもらいましょう」

 と書いてあるところがありました。

 成る程、皮膚科でも <痛み> や <病気への不安> に抗不安薬を処方する指標があるのだな、と知りました。


 それで考えてみれば、この先、例えば加齢で、ぎっくり腰になったり、肋間神経痛や痛風を発症したり、外科的手術の後遺症が残ったりして、精神科領域以外でもBZDを処方されたりすることがあるかも知れないな、と思いました。

 その時に再びBZDを飲むのは……、アルコール依存の「スリップ」(断酒を続けていたのについ飲んでしまい、連続飲酒に戻ること)状態を招きかねずちょっと怖いなぁ、と考えてしまいました。


 しかしそれを考えると限がないですね。

 今後の人生のBZDの服用の如何について今から考えても杞憂なんだろうなぁ、と。

 心構えをしておけるのはスリップを起こさないようにどうするか、くらいでしょうか。



 エアコンが壊れ、兎に角暑くて、離脱の痛みと帯状疱疹のそれとで、眠れない、吐き気がひどい、下痢が毎日、頭がくらくらする、で、『ここでいっそガバッとBZDを飲んで寝られたらなぁ』とかなり葛藤しました。

 でも飲んでもエアコンは直らないので我慢するしかないのですが、こういった環境要因もスリップの可能性を高めるのでは? と感じたのでメモします。


 最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 どうぞ何方様もご無理のありませんように。
 暑気あたりにもご注意下さい。


(8/7 訂正加筆)

2017-06-04 / [日記][ベンゾジアゼピン][減薬中]

(別ブログにて記していた、過去ログ移行分です。)

(離脱直後の躁状態で、非常に読み難くなっています。すみません。)




こんにちは。


これまで一日にエスゾピクロン22~27mg(*後述)を飲んでいたのを、国際便が遅れ思いがけずに一気断薬 → 量調整して減薬から四日目となりました。

まだ四日目か……という苦しみのほうが大きいです。


以前は煙草も吸っていましたし、コーヒー・紅茶も飲んでいました(今はどちらもやめました)。

が、情動不安を伴っての身体の禁断症状はアルコールよりもアッパーケミカルよりも煙草よりもカフェインよりも、ベンゾジアゼピン系が一番きついんじゃないかな……と思う時もあります。

その苦しさを渦中から認めたくない気持ちもあるのかも知れませんね。



※一日にエスゾピクロン22~27mg

これはメモがあやふやで、タブレットでつけていたメモで27mg、スマホのメモで23mg、一気断薬中にまとめた紙の備忘録に26.5mg、とありました。

ネスタジェネリックの2mgと3mgを置いてあるので、0.5mgは2mg錠の1/4となります。
1/4まで割って飲んでいたかな、と思いました。

実際を思い返すと、朝から晩までに23mgくらい飲み、日によって寝る直前の睡眠導入効果を逃すとまた10~12mgくらい追加していました。

よって毎日定量だったのではなく「飲みたくなったら飲んでいた結果22~27mgくらい」だと仮定しました。

5mgの差といえ、「3mgを1錠 + 2mgを1錠」を、これまた一気に減らすのは怖いです。
しかし一気断薬で少なくとも血中濃度は下がっただろうと仮定し、毎日の常用量を『23mg』としました。

これだけでもしかすると漸減ペースが速いかも知れないので、とりあえず6月は「毎日23mg以下(23mgは上回らず21.5mgを下回らず)」の服用を設定しています。





糖尿病、腎臓病、肝臓病、心臓病、甲状腺機能不全等の方は、現在飲んでいる量が不明な場合は個人の判断で暫定し、減薬値を決めて勝手に断薬決行はしないほうがいいかも知れません。

離脱症状で血圧、心拍、内分泌ホルモンバランス、自律神経にも多くの影響があり、下痢・嘔吐によって体内ミネラルのバランスも変動し生命維持にも関わってきますので、どうかどうか慎重にいきましょう。

また、これまでの服用経験から、横紋筋融解症、心筋梗塞脳梗塞等をおこしやすくなっている場合もあります。

先は長くても独りではありません。

どうかどうか、あなたの苦しみが少しでも和らぎますように。






以下、mixiの私の日記ペースにあげていたものを転載します。
6月1日分です。




 先程あげた日記分は5/30のこと(link)である。



 BZD系問題のその3である。



 あれから(5/30日の後)、短い移り変わりで、
 インフルエンザ様症状、腱鞘炎、腰痛、関節痛、心筋痛、肋間神経痛、下痢、強い吐き気、混乱、ものもらい、ドライアイ、鼻づまり、よだれ、口内炎、のどの痛み、皮膚炎、大量の冷や汗、ジスキネジア、不眠

 精神症状は、
 不安、恐怖、パニック発作、極度の緊張、幻視、幻聴、攻撃的被害妄想

 なんかで本当に参った。


 去年秋の時は2日起きていたらその晩3,4時間は眠れるかな、そしてまた2日起きて……という程度だったのに、今回は本当に一睡もできない。

 痛みと不安がこれまで感じたことのない程襲ってきて、どうしようもない。

 何度救急車に電話しようかと思った。
 (ネットでは賛否両論あるみたいだけれど、私はパニック発作では救急車は呼ばないほうがいいかな、と考えるタイプだったけれど、それを頭では分かっていても呼びたくなるくらいの苦しみ)

 兎に角、ちょっとでもおかしいのを感じたら呼吸だ。

 吸う→交感神経が優勢、
 吐く→副交感神経が優勢、

 なので、
 一旦鼻から吐く→全部出し切る
 新たに吸う→鼻からめいっぱい
 それを吐く→吸った分の2倍かそれ以上時間をかけてゆっくりと

 これを繰り返し、頭痛や冷え、内臓に効く経路のツボをぐいぐいと押す。



 離脱症状の激しい時はお風呂やシャワーはいけない。

 高血圧になっていることや、脱水状態はより肝臓と腎臓と心臓に負荷をかける。
 下痢が続いているなら、カリウムの含まれたものを摂る。(野菜や果物、100%ジュースでも可。)
 経口補水液を自作しても良い。

 BZD系薬物は脂溶性(脂肪にたまっている)なので、代謝のすすむ暑い日や熱いお風呂、運動の後に離脱症状が激しく出る。

 しかし何もしないでおけば血流が悪くなり、食欲不振・吐き気・嘔吐を酷くするので、できそうな範囲でマッサージや雑事を済まして体を動かす。

 低気圧・高気圧にめちゃくちゃ影響されるので、おかしな気配がしたら、とりあえず「離脱と気圧のせい」と思って横になって安静にしておく。





 覚えている限りでメモをとる。


 (5/24まで→ルネスタ1日服用総量:26.5mg)

 (5/25から5/27まで→朝昼に飲んでいた分9.5mgを飲まず、寝る前の15mgだけ)

 (以後、離脱症状があらわれる度に、ルネスタの2mgを1/2や1/4錠にしてちょこちょこ飲む。
 が、離脱の苦しみ際を何回も繰り返すのが嫌になってきた)

 (5/28~5/30までは一切服用せず)
 5/27~5/30は地獄をみる。

 のたうちまわって日常生活を送るのは無理だった。



5/31
・昼にルネスタ8mg
・20時過ぎにルネスタ2mg
・寝る前にルネスタ12mg




・昼後、やっと3時間眠れる。
起きた後、記憶がない。寝る前のも、起きてしなければいけないことも。強い離人感。眩暈。

起きて買い物へ。
眩暈で足取りフラフラ、何を買えばいいのかも分からない、終始ボーッとしてスーパーにいる。ややパニック発作がでて慌てて帰る。

やっと食事一人前。


・20時の薬もやめようかと思ったけれど、これまでの日常服用量(4.5mg)も減らしてしまうと減薬のスピードが速すぎると考えたので、とりあえず2mg錠1つを飲む。


・寝る前のこの服用量で眠れなかったら、離脱症状を抑える為の摂取と考る。

とりあえず寝る準備。pc、タブレットスマホはしない。ゲーム、ネットもしない。
嫌なことや余計なことは考えない。寝られなくてもいっかあ、くらいの気持ちでいられる練習だと思う。
難しい本を読む。
電気を薄明りにする。
服用後20分~効果がピークになり、60分以降は睡眠導入効果がなくなるので、本も適当に切り上げ、服用後60分以降は布団の中。

早朝まで寝られた(/_;)




 翌日(6/1)。

 眩暈と記憶障害。
 5/31の記憶がない。

 微熱と関節の痛みと幻聴は残っている。
 心臓バクバク。
 考え事ができない。とりあえず今日こそは買い物へ行って猫のご飯を買ってこねばならない、と思ったら、アレッ、昨日買い物行ってたか……。


・離脱避けに朝2mg飲む。
・離脱避けに午後1mgを飲む。
・20時半に4mg飲む
・寝る前に14mg


離脱症状
片頭痛(眼奥の痛み)、腰痛、背中痛、筋硬直、吐き気、光線の眩しさ(僅かな光の量で目が眩む)、ドライアイ、ものもらい、離人感、短時間の前後のことが分からない、見当識消失、躁、微熱、冷や汗、アカシジア、ジスキネジア、不安、落ち込み、泣く、どもり





 以前のような服用量まで戻すか悩んでいる。

 しかし一旦離脱があったのだから、どこまで戻して、どこから減薬、というのも読みが難しい気もする。

 「薬が効かなくなったら、そこでまずGABA受容体の回復が始まっている = 拮抗状態」
 という言葉がある。

 となると、今は、日常生活が送られるくらいは飲んで、それ以上の増量はしないほうがいいのかも知れない。

 寝られないと云っても、3日も4日も起きていなきゃいけない苦痛は経験してきたから怖くない(と言い聞かせる)し、
 朝昼で1時間、夜で2時間眠れたら良いほうじゃないだろうか。

 だから暫くは体力は温存気味で、自律神経は整えつつ、夜の睡眠・入眠に過度に神経質にならないようにしよう。




 暫く、断薬日記を書いてみようと思う。

◆(ここまで)


最後まで読んで下さいまして、ありがとうございます。