ベンゾジアゼピンの離脱、減薬・断薬、その道のり

ベンゾジアゼピン系薬物を減薬、断薬へ至る日々を綴っていこうかなと思います

2017-06-03 / [日記][ベンゾジアゼピン][減薬中]

こんにちは。


まだまだブログに慣れません。

暫くは減薬の経過観察日記と、ベンゾジアゼピンについて集めた情報、断薬症状の諸々にまたがって記していくと思いますが、それぞれ単独で独立したエントリーにして読みやすいように心掛けていきたいと思います。


もしここにある私事の雑多な記事で、離脱や減薬中の不安な気持ちを動揺させてしまったら申し訳ありません。


なお、このHN(しろねこのみみ)でも匿名でも、特定のスレッド、特定の質問サイト、特定の個人ブログ、特定のSNS等書き込みは一切やっておりません。


コメントは今日より以後、開放します。


ブログタイトル『ベンゾジアゼピンの離脱、減薬・断薬、その状態』から、現在に変更しました。


プロフィールを書き改めました。

(2017-07-07、ヤフーブログより移ってきました。)



もし今、何の情報も経験もなく、離脱の苦しみの最中にいて、誰にも何にも相談できずにいるのなら、ここで苦しみを吐露していって下さい。

またあなたの離脱の症状を教えて下さい。

症状と一口に云っても本当に色々ありすぎて、ネット上に書かれていることと実際が異なることが多いかと思います。

私も全ては追えていません。

ちょっとでも何かのお役に立てられれば幸いです。

どうか、あなたの苦しみが少しでも和らぎますように。
一日でも早く離脱の苦しみから抜けられますように。




mixiの私のペースにて日記を書いていましたが、こちらに移動してきました。
以下はmixi日記からの転載です。

友達あてに書いてあるのもあり、読みづらくて申し訳ありません。

 前回の日記(link)の続き。
 これを記したのは5/30のことである。



 少しお休みをもらって静養していたけれど、横になっていても不安心からBZD系薬物の離脱・減薬・断薬について調べてしまう。

 数日で得た情報を覚え書き。



 結論から云うと、やはり現段階での国内で、BZD系薬物の依存・減薬についての専門医は居ないようだ。
 自分で抜いて、自分で減薬スケジュールを管理しなければならないようだ。



 今年になって厚労省より公式に発表があったようだ。


>>厚労省 承認用量でも漫然投与で依存性
>>ベンゾジアゼピン系薬等44成分の添付文書改訂指示
>>https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/55294/Default.aspx


 今更、本当に今更、
 これまでのハードドラッグからの回帰失敗の足跡から見ても、今更BZDで、BZD系薬物(の濫用)が一番きつい依存性薬物である、でその対処法は無い、とか云うのかととちょっと思った。


 状況を色々検索すると、やはり、厚労省等の制度側の不備もながら、まず研究者・医師間の治療薬に対する依存性への懸念の低さなどを伺い知れた。

 中では、特定の宗教、主義、西洋医学、東洋医学、観念にまで医療敵視が浸透していて、現時点であくまで「減薬を進める立場からの中立点」はないようにも思えた。

 素人には介入の余地がないのでどうすればいいのか只不安が募る、という所で宙ぶらりんだ。

 逆に云えば、「ネットにはそれだけ根拠に乏しい情報が氾濫しているのを顧みて、じゅうじゅうに気を付け、自分にとって有益な断薬の情報を取捨選択していかなければいけない」という注意に、なるほどな、と思った訳だ。



 具体的に云うと、アルコール中毒覚醒剤中毒、向精神薬中毒の人達が医者を盥回しにされて最後に行き付くとこはどこかということだ。

 酷いのは、アルコール中毒から医療指示を仰いだのにアルコールから新たにBZD系薬物の処方に代替され、増してBZD系薬物依存者を生み出している構造であった。


 私の中ではお酒というのは結構きつい薬物に種類されると考えていたのだけれど、
 実際は、

 断薬の困難さ
 覚醒剤>>>>>メジャー・抗うつ薬を含む向精神薬>>>>>アルコール>>>>>BZD系薬物

 (日本はアディクション目的のヘロイン使用は少ないので、オピオイドモルヒネ、ヘロインは省く)

 という今更の報告に落胆した。

 BZD系薬物自体、偶然の産物であるという情報も目にし、生理学神経学薬理学から見てGABAa受容体の複雑さも今知った。

 ある程度知っていたと思っていたのは、とことん入口であった。

 今までの人類史のハードドラッグでの犠牲は何だったのか……。
 少なくともSSRIが問題になった時点で、ハードドラッグより依存性の強い脳不可逆性化合物がまだまだあるという前提がなされていないことにも驚いた。

 また、BZD系薬物は健忘作用がある為、「離脱や断薬で苦労した」という経験も脳の錯覚によって得られないという特性も今更のように開示される。

 どこから問題に切り込んでいっていいのか統一性が見出せないと感じたのは誤りではなかった。
 土台が無かったのだ。それも国レベルで無い。
 2000年も20年に到達しようかというところで、1980年代から臨床使用での危険性が報告されていたBZD系薬物で、依存専門の受付がない……。

 何ということよ。


 去年10月に第3種向精神薬に指定されたデパス(商品名)などは多科に渡って処方されるものであり、内科でも整形外科でも外科でもわりと簡単に出してくれるBZD系薬物だ。

 この他に、
 抗うつ目的で、レキソタン
 抗不安目的で、ワイパックスソラナックス
 睡眠導入目的で、マイスリーハルシオンアモバン、ルネスタ など
 
 なんかを処方され、
 BZD系薬物として多重処方されてある人達も多い。(画像参照)


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 その処方方法も、厚労省より、
「BZD系薬物は2種以上混剤して処方しない」
 と通達がなされたようだ。

 それでもなお、今後も抱え続ける体制の問題は概ねこちらのWeblogが詳しいのではないだろうか。

>>ベンゾジアゼピン薬害問題
>>https://quit-benzodiazepines.blogspot.jp/2016/07/blog-post_15.html

 この方のブログはとても分かりやすかった。
 また実際にこの方の減薬・断薬スケジュールもグラフにして下さっているので大変参考になった。
 とてもありがたいと思う。


 高齢者にも同じことが云える。

 もし両親や祖父母が、画像にあげた表にある薬を処方されているならば、そのことについて家族は少し気をつけなければいけないかも知れない。

 今はジェネリックをよく使うので、この表の商品名の一覧になくとも、そのジェネリックの成分を調べてほしい。

 またベンゾジアゼピン系薬物でなくとも、「脱抑制」作用のあるものも全て含まれるので注意をしたい。

 もし心当たりのある方がいれば、いつでもメッセージを送ってきてほしい。

 以下に関連して長年通院している方もBZD系薬物を処方されていることが多いので気を付けて戴きたい。

・高齢者のかた、内科、形成外科、外科、精神科、心療内科等に通院している方、
てんかん
パニック障害
双極性障害
全般性不安障害
統合失調症
・以前でいうところの、不安神経症、社会(社交)不安障害、
・うつ
不眠症

・レクレーション目的でハードドラッグや脱法ドラッグ→落としにデパスソラナックスハルシオン、コンスタン、エリミンロヒプノール服用例等


 どうも最近クスリの効きが悪いんだよなぁ、と思っている方は、
 『ベンゾジアゼピン 常用量依存』
 『ベンゾジアゼピン 常用量離脱』
 で検索すると良いかも知れない。




 朝からかなりの幻聴に襲われ、その後下痢、その後不安増強、精神活動亢進、記憶障害の今である。

 現在の私のこれがアカシジアやミオクローヌスやてんかん発作の可能性もあるという素人判断に、不安しかない。
 そもそもそれがもうBZD系薬物離脱からもたらされた不安なのか分からず更に不安になる、のループである。

 ダメよ。
 考えちゃダメよ。
 でも今考えないとまた服用を始めたら問題を先送りにする薬剤特質も理解していて……。

 困った。

 医療者の間ではベンゾジアゼピン薬物を「乾いたお酒」と表現することもあるそうだ。
 なるほどな。


 今、まだ手元には薬が数シート残っている。
 それを飲むんだろうか、私は。

 今、断薬のピークならもう後は飲まないほうが離脱の反跳作用も強めないのではないか、という考えもある。

 どうすればいいのだろう。

 一進一退の離脱のピークの最中から日記を書いてみる。
 これが後から何かの糧になればいいけれど……不安だ。