ベンゾジアゼピンの離脱、減薬・断薬、その道のり

ベンゾジアゼピン系薬物を減薬、断薬へ至る日々を綴っていこうかなと思います

こんにちは。
そろそろ冬ですね。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。


8月のまとめです。

8月は何だか……記憶がおぼろげです。
前月からの帯状疱疹のせいでか微熱が続き、離人感の酷い日が続きました。

紙のメモも8月半ばで途切れていました。


(こういうメモを)

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(ノートに貼ってあります)
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さてグラフです。

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減薬開始から現在も続いているもの

:下痢、吐き気、鼻づまり、肌荒れ、舌の荒れ、健忘、眩暈、筋肉痛、関節痛、腰痛、肩こり、アカシジア、眠りの浅さ、倦怠感、むくみ、光線過敏症、意欲・集中力の低下、発熱、微熱、脂汗、悪寒、心悸亢進、血圧高め、不安心。

しばしば
ボーッとする、腱鞘炎、離人感、過呼吸不整脈

まれに
幻視、幻聴、パニック発作

離脱時のピークを100とすると85くらい。


6月7月と比べても然程変わりはありませんでした。

ただ情動がいつもより衝動的でした。
それを顕著に感じたのが排卵予定日前後でした。この後9月に入ってからスリップ(再飲酒、再薬物服用)をしました。





減薬の影響?

当月の排卵予定日に兆候のおりものがきました。

それを見て『あれ? 今までなかったのに? いやいつから無かった? 何で急にきた?』とびっくりしました。


ヒトは寝る前に深部体温が下がります。または、眠気を感じる時は体温が下がっています。
BZDは体温調節機能のある視床下部にも働き、体温を下げ、入眠しやすくさせます。

また、女性の月経周期においては、通常、低温期と高温期の二相の基礎体温を示します。

ということは、単純に、血中のBZD濃度が常時一定だと、いとも容易く女性の月経リズムを狂わせるのではないかなと思いました。

私の場合、6月に減薬を始める直前は睡眠導入薬を1日に27mg飲んでいたので、一気断薬 → 減薬で月のもののリズムが顕著になったのかも知れません。


以前はPMS月経前症候群)のイライラや不安や不眠にBZDを勧められていましたが、逆にPMSを酷くさせる気がします。

女性の方なら既に感覚で把握されておられるかも知れませんが、選択できるのなら、PMS対策にBZDはできうる限り避けるべきだと思います。

また、いずれ妊娠を希望する方や、家系的に月経が重く更年期障害や閉経の際が心配、という方も。

BZDは平滑筋に作用するので、長期間服用に慣れると、不妊はもちろん、ゆくゆくの子宮委縮、子宮筋腫、生理不順、無排卵月経、不正出血、過多 / 過少月経、早い更年期障害等を招きやくなるのではと思います。


婦人科系のトラブルは相談しにくく、ピルやホルモン療法、バースコントロール、内診等、ハードルの高いものの多い科目のひとつだと思います。

その分またイライラ……不安……まわりの無理解……孤独感……
辛いところをひとりで抱えてぐるぐるしなければいけない面もありますので、余計なお節介ではありますが、女性の体の辛さをBZDに頼るのは慎重に考えてほしいと切に願います。




最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

厳しい寒さがやってきますが、どうぞ何方様もご無理のありませんように。