ベンゾジアゼピンの離脱、減薬・断薬、その道のり

ベンゾジアゼピン系薬物を減薬、断薬へ至る日々を綴っていこうかなと思います

2017-06-04 / [日記][ベンゾジアゼピン][減薬中]

(別ブログにて記していた、過去ログ移行分です。)

(離脱直後の躁状態で、非常に読み難くなっています。すみません。)




こんにちは。


これまで一日にエスゾピクロン22~27mg(*後述)を飲んでいたのを、国際便が遅れ思いがけずに一気断薬 → 量調整して減薬から四日目となりました。

まだ四日目か……という苦しみのほうが大きいです。


以前は煙草も吸っていましたし、コーヒー・紅茶も飲んでいました(今はどちらもやめました)。

が、情動不安を伴っての身体の禁断症状はアルコールよりもアッパーケミカルよりも煙草よりもカフェインよりも、ベンゾジアゼピン系が一番きついんじゃないかな……と思う時もあります。

その苦しさを渦中から認めたくない気持ちもあるのかも知れませんね。



※一日にエスゾピクロン22~27mg

これはメモがあやふやで、タブレットでつけていたメモで27mg、スマホのメモで23mg、一気断薬中にまとめた紙の備忘録に26.5mg、とありました。

ネスタジェネリックの2mgと3mgを置いてあるので、0.5mgは2mg錠の1/4となります。
1/4まで割って飲んでいたかな、と思いました。

実際を思い返すと、朝から晩までに23mgくらい飲み、日によって寝る直前の睡眠導入効果を逃すとまた10~12mgくらい追加していました。

よって毎日定量だったのではなく「飲みたくなったら飲んでいた結果22~27mgくらい」だと仮定しました。

5mgの差といえ、「3mgを1錠 + 2mgを1錠」を、これまた一気に減らすのは怖いです。
しかし一気断薬で少なくとも血中濃度は下がっただろうと仮定し、毎日の常用量を『23mg』としました。

これだけでもしかすると漸減ペースが速いかも知れないので、とりあえず6月は「毎日23mg以下(23mgは上回らず21.5mgを下回らず)」の服用を設定しています。





糖尿病、腎臓病、肝臓病、心臓病、甲状腺機能不全等の方は、現在飲んでいる量が不明な場合は個人の判断で暫定し、減薬値を決めて勝手に断薬決行はしないほうがいいかも知れません。

離脱症状で血圧、心拍、内分泌ホルモンバランス、自律神経にも多くの影響があり、下痢・嘔吐によって体内ミネラルのバランスも変動し生命維持にも関わってきますので、どうかどうか慎重にいきましょう。

また、これまでの服用経験から、横紋筋融解症、心筋梗塞脳梗塞等をおこしやすくなっている場合もあります。

先は長くても独りではありません。

どうかどうか、あなたの苦しみが少しでも和らぎますように。






以下、mixiの私の日記ペースにあげていたものを転載します。
6月1日分です。




 先程あげた日記分は5/30のこと(link)である。



 BZD系問題のその3である。



 あれから(5/30日の後)、短い移り変わりで、
 インフルエンザ様症状、腱鞘炎、腰痛、関節痛、心筋痛、肋間神経痛、下痢、強い吐き気、混乱、ものもらい、ドライアイ、鼻づまり、よだれ、口内炎、のどの痛み、皮膚炎、大量の冷や汗、ジスキネジア、不眠

 精神症状は、
 不安、恐怖、パニック発作、極度の緊張、幻視、幻聴、攻撃的被害妄想

 なんかで本当に参った。


 去年秋の時は2日起きていたらその晩3,4時間は眠れるかな、そしてまた2日起きて……という程度だったのに、今回は本当に一睡もできない。

 痛みと不安がこれまで感じたことのない程襲ってきて、どうしようもない。

 何度救急車に電話しようかと思った。
 (ネットでは賛否両論あるみたいだけれど、私はパニック発作では救急車は呼ばないほうがいいかな、と考えるタイプだったけれど、それを頭では分かっていても呼びたくなるくらいの苦しみ)

 兎に角、ちょっとでもおかしいのを感じたら呼吸だ。

 吸う→交感神経が優勢、
 吐く→副交感神経が優勢、

 なので、
 一旦鼻から吐く→全部出し切る
 新たに吸う→鼻からめいっぱい
 それを吐く→吸った分の2倍かそれ以上時間をかけてゆっくりと

 これを繰り返し、頭痛や冷え、内臓に効く経路のツボをぐいぐいと押す。



 離脱症状の激しい時はお風呂やシャワーはいけない。

 高血圧になっていることや、脱水状態はより肝臓と腎臓と心臓に負荷をかける。
 下痢が続いているなら、カリウムの含まれたものを摂る。(野菜や果物、100%ジュースでも可。)
 経口補水液を自作しても良い。

 BZD系薬物は脂溶性(脂肪にたまっている)なので、代謝のすすむ暑い日や熱いお風呂、運動の後に離脱症状が激しく出る。

 しかし何もしないでおけば血流が悪くなり、食欲不振・吐き気・嘔吐を酷くするので、できそうな範囲でマッサージや雑事を済まして体を動かす。

 低気圧・高気圧にめちゃくちゃ影響されるので、おかしな気配がしたら、とりあえず「離脱と気圧のせい」と思って横になって安静にしておく。





 覚えている限りでメモをとる。


 (5/24まで→ルネスタ1日服用総量:26.5mg)

 (5/25から5/27まで→朝昼に飲んでいた分9.5mgを飲まず、寝る前の15mgだけ)

 (以後、離脱症状があらわれる度に、ルネスタの2mgを1/2や1/4錠にしてちょこちょこ飲む。
 が、離脱の苦しみ際を何回も繰り返すのが嫌になってきた)

 (5/28~5/30までは一切服用せず)
 5/27~5/30は地獄をみる。

 のたうちまわって日常生活を送るのは無理だった。



5/31
・昼にルネスタ8mg
・20時過ぎにルネスタ2mg
・寝る前にルネスタ12mg




・昼後、やっと3時間眠れる。
起きた後、記憶がない。寝る前のも、起きてしなければいけないことも。強い離人感。眩暈。

起きて買い物へ。
眩暈で足取りフラフラ、何を買えばいいのかも分からない、終始ボーッとしてスーパーにいる。ややパニック発作がでて慌てて帰る。

やっと食事一人前。


・20時の薬もやめようかと思ったけれど、これまでの日常服用量(4.5mg)も減らしてしまうと減薬のスピードが速すぎると考えたので、とりあえず2mg錠1つを飲む。


・寝る前のこの服用量で眠れなかったら、離脱症状を抑える為の摂取と考る。

とりあえず寝る準備。pc、タブレットスマホはしない。ゲーム、ネットもしない。
嫌なことや余計なことは考えない。寝られなくてもいっかあ、くらいの気持ちでいられる練習だと思う。
難しい本を読む。
電気を薄明りにする。
服用後20分~効果がピークになり、60分以降は睡眠導入効果がなくなるので、本も適当に切り上げ、服用後60分以降は布団の中。

早朝まで寝られた(/_;)




 翌日(6/1)。

 眩暈と記憶障害。
 5/31の記憶がない。

 微熱と関節の痛みと幻聴は残っている。
 心臓バクバク。
 考え事ができない。とりあえず今日こそは買い物へ行って猫のご飯を買ってこねばならない、と思ったら、アレッ、昨日買い物行ってたか……。


・離脱避けに朝2mg飲む。
・離脱避けに午後1mgを飲む。
・20時半に4mg飲む
・寝る前に14mg


離脱症状
片頭痛(眼奥の痛み)、腰痛、背中痛、筋硬直、吐き気、光線の眩しさ(僅かな光の量で目が眩む)、ドライアイ、ものもらい、離人感、短時間の前後のことが分からない、見当識消失、躁、微熱、冷や汗、アカシジア、ジスキネジア、不安、落ち込み、泣く、どもり





 以前のような服用量まで戻すか悩んでいる。

 しかし一旦離脱があったのだから、どこまで戻して、どこから減薬、というのも読みが難しい気もする。

 「薬が効かなくなったら、そこでまずGABA受容体の回復が始まっている = 拮抗状態」
 という言葉がある。

 となると、今は、日常生活が送られるくらいは飲んで、それ以上の増量はしないほうがいいのかも知れない。

 寝られないと云っても、3日も4日も起きていなきゃいけない苦痛は経験してきたから怖くない(と言い聞かせる)し、
 朝昼で1時間、夜で2時間眠れたら良いほうじゃないだろうか。

 だから暫くは体力は温存気味で、自律神経は整えつつ、夜の睡眠・入眠に過度に神経質にならないようにしよう。




 暫く、断薬日記を書いてみようと思う。

◆(ここまで)


最後まで読んで下さいまして、ありがとうございます。